沖 英次 准教授のグループの研究成果がNature Medicineに掲載されました [1/16]

沖 英次准教授(医学研究院/当センター感覚生理・医療応用センシング部門所属)のグループの研究成果がNature Medicineに掲載されました。進行中の大規模臨床試験CIRCULATE-Japanの報告では、切除可能な大腸がん(CRC)の根治切除を受けた患者で血中循環腫瘍DNA(ctDNA)を使った残存病変の分子検査の役割が調べられています。今回、沖 准教授のグループでは、CIRCULATE-Japanの前向き観察試験であるGALAXYの中間解析で、手術後のctDNAが予後予測のバイオマーカーとなることを確認しました。これにより、術後患者のリスク層別化や術後補助化学療法(ACT)による治療の意思決定ができる可能性があります。

https://doi.org/10.1038/s41591-022-02115-4