本センターは、各感覚を専門とする研究者の有機的な連携による文理を超えた学際的・学融合的な世界に類のない研究拠点として、現代社会における重要解決課題である、認知症、感覚障害者への代替感覚による欠損感覚補完、食・医療・エンターテイメント分野における臨場感伝達デバイスなどの社会実装を目指します。味覚と嗅覚に相当する化学センシング技術に加え、新たに視聴覚情報の物理的センシング技術、さらにはセンサとしてのヒトの感覚器官と高次の認識に至るまでの脳の知覚情報処理のメカニズムの解明を可能にする視聴覚領域研究を融合し、次世代の五感融合デバイスについての学際的な研究開発を行っています。

五感応用デバイス研究開発センター 組織図